お金は生活を安定させるための土台であり自己実現に欠かせないツール。
ですが必要としている額は人それぞれですよね。
とはいえお金を増やしたいと多くの方が考えるのではないでしょうか。
実際に資産は正しい知識を持ち正しく行動すれば増やせます。
ですのでまずは資産を上手に増やしていくための基礎知識を一緒に学んでいおきませんか。

ということで「お金を上手に増やすための資産形成の基礎知識」を他国との対比しながらお伝えします。
資産形成の意味

まずは資産形成の意味についてご解説していきます。
ちなみに資産形成と聞いてどのようにイメージされますでしょうか。
具体的にイメージするために掘り下げていきますね。
では資産形成という言葉の意味からです。
「資産形成」とは0の状態から資産を増やすことを指します。
またこれに似た言葉で「資産運用」があります。
ちなみに資産運用は現在、持っている資産を使って増やすことです。
この両者の関係は・・・
資産形成がスタートで資産運用へシフトチェンジとなりますよね。
ですので資産形成とは0から増やしていくことになり資産運用はその増やした資産を最大化していくことだと理解できます。
では次は資産形成の種類についてを解説していきますね。
資産形成の種類

それでは資産形成の種類も理解してきましょう。
大きく括ると2種類に分けられます。
・預金
⇒節約・倹約から収入と支出のバランスを取ってお金を増やす
・投資
⇒余剰資金(預金もふくむ)に働いてもらいお金を増やす
上記を知ることから節約・倹約でまずは貯蓄をしていくところがスタートだと理解ができます。
結果ですが収入より支出が少ない状態と作ることですよね。
そして貯蓄できた資産を投資をして最大化していくという流れで増やすことが可能になります。
このように種類を知るとどのようにして資産を増やすべきかが理解しやすくなりますよね。
では次の章では日本と外国の家計金融資産を比較してどのように増えてきているかをみていきますね。
日本と外国の家計金融資産を比較

資産形成と資産運用の言葉の意味と種類を前章まででご理解いただけたのではないでしょうか。
そのうえでアメリカと日本の家計金融資産を比較してみていきます。
ちなみに比較として金融庁の「資産運用業に対する期待と 資産運用高度化に向けた金融庁の取組み」という資料から確認していきます。
上記の画像は日本・米国・イギリスの家計金融資産の増え方を比較したデータです。
※1999年からの20年のデータ
【3国の20年間の調査結果】
日本(1.4倍) 米国(2.1倍) 英国(2.2倍)
日本に比べて米国・英国は約2倍近い伸び率になっていますよね。
これだけの差がなぜついたのかさらにその内訳で金融資産(株・債権など)もみていきます。

このデータから日本の預金率が非常に高いことが分かります。
さらに投資の比率が日本だけ非常に低いのも理解でるのではないでしょうか。
この章では大きく預金と投資という内訳でみていきました。
次の章では日本とアメリカのより詳しい内訳が分かるようにデータをみながら解説していきます。
家計金融資産の内訳
下の図は日本と米国を比較したもので、預金と投資の比率がわかるものになっています。
この章では日本と米国の家計金融資産の細かい内訳を確認してみます。
【現金・預金】
日本:54.2% 米国:13.7%
【株式・投資信託・債券】
日本:14.4% 米国:50.8%
数字をみて分かるのは日本は預金で米国は株式などの資産運用でお金を増やしています。
この内訳から分かるのが前章でもご説明しましたが日本に比べて米国が家計資産を増やしてきていることが理解できますよね。
資産の最大化を行ううえでは投資がとても重要であると理解いただけたのでないでしょうか。
結論、資産形成のはじめるうえで必要な基礎知識

今回はまず資産形成と資産運用の違いについて解説しました。
・低金利時代では資産形成は預金にあたる
・資産運用とは投資をすることで資産の最大化
上記の根拠になるデータを日本と外国の家計金融資産の内訳について比較しながらみてみました。
そこから分かったことをまとめると・・・
・1999年から20年で比較して米国と英国は資産の増え方が日本の約2倍
・家計金融資産の内訳をみると日本は預金・米国は投資で資産運用をしている
このように明らかに預金では資産の最大化が難しいことは理解していただけたのではないでしょうか。
もちろん投資が全てではありません。
ですので資産形成で投資という選択肢を持っておくことは重要だと理解はできますよね。
このブログでは投資の仕組みや必要性もこれからもお伝えしています。
まずはこちらの記事(はじめる前に知っておきたい株式投資の基礎【わかりやすく解説】)で株式投資の仕組みを詳しく解説していますのであわせて読んでみて下さいね。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!