もっと稼ぎたいとかお金持ちにはなりたいと考えている方は多いですよね。
ですがお金持ちへの印象はというと「運が良かったから」とか「悪いことをしている」などいい印象を持っている方が多いのはなぜでなのでしょうか。
よく考えると上記は矛盾した考えですよね。
「お金持ちにはなりたいけどお金持ちの印象はよくない」となります。
なのでお金持ちになるためには正しいマインドセットをする必要があります。
そのためにまずは「お金持ちマインド」を知ることが重要。
そこで中田敦彦さんがYou Tube大学で紹介された「金持ちになる男、貧乏になる男」という本がとても参考になるのでご紹介していきます。
ということで今回は「金持ちになる男、貧乏になる男」のレビューになります。
分かりやすいように金持ちマインドと貧乏マインドを比較しながら説明していきます。
ぜひご自身はどちらかなと考えながら読み進めてみて下さいね。
著者はどんな人か
スティーブ・シーボルドさんという方です。
ゴーブ・シーボルド・グループの代表でアメリカの経営コンサルティング会社を経営。
約20年に渡り一流と言われる方を研究してその成果を発表されています。
現在は能力開発の一人者として優良企業の社員研修を担当。
クライアントは我らが日本が誇るトヨタ自動車やボルボ、ヘルスケア製品を取り扱うジョンソン・エンド・ジョンソン、大手製薬企業のグラクソ・スミスクラインなど名だたる企業です。
またセミナーに関しては世界の講演者の収入上位1%に入ると言われています。
さらにメディアでは米ABC、英BBC、豪NBCなどのトーク番組に出演をされているんですよね。
人格者でもありプライベートでは慈善活動で社会的弱者の救済に尽力もされています。
このような素敵な方が書いた本「金持ちになる男、貧乏になる男」から金持ちマインドを勉強していきます。
この本はお金持ちマインドと貧乏マインドの対比で話が進んでいきますのでチェックをしながら記事を読んでみて下さい。
お金持ちのイメージ
冒頭でも言いましたがお金持ちに対してはどんな印象を持っていますか?
本の中では貧乏マインドからみたお金持ちは「悪い存在・冷酷な人」だと考えていると言っています。
また私の勝手なイメージですがドラマや漫画で出てくる悪役のお金持ちが近い気がします。
ではお金持ちマインドからみたお金持ちはというと「寛容な人」と考えているとのことです。
税金をたくさん納めていてさらに慈善事業や寄付をしているからだと。
なぜか慈善事業や寄付と聞くとイメージアップのためなどと捉えてしまいますよね。
まずこの対比から考えた時にこれからお金持ちになりたいと考えているのであれば自分が目指しているのは「悪い存在・冷酷な人」になってしまいます。
この考え方は私達が悪いのではなくて教えられてきたからだ言っていました。
そしてそのルーツはキリスト教から始まっていました。
「お金持ちが天国に行くのはラクダが針の穴を通るより難しい」
「清く貧しくあるべし」
このような教えがあります。
その一方で教会は多額の資金から成り立っているという矛盾。
この教えが現世まで続いてきたことで貧乏マインドが染み付いていると考えられています。
ですのでスタート地点として私達は貧乏マインドが持つお金持ちのイメージを頭から切り離すことが重要になります。
【質問】 お金持ちのイメージ
貧乏マインド
⇒悪い存在・冷酷な人と感じている
お金持ちマインド
⇒寛容な人だと理解している
お金持ちになるために必要なもの
では次の対比です。
貧乏マインドの解答は「才能・学歴・運」だと。
なぜか私達はMBAをとるなど学歴や才能でお金持ちになれたと誤解をしているとなりますよね。
また運も必要かもしれませんが本質ではないということ。
一方で金持ちマインドは「アイデア・努力」となります。
大企業と言われる会社の創業者の話を聞くとすべてはアイデアからはじまっていませんか?
そして必ずやれると信じているからこそ大きくなっていますよね。
【質問】お金持ちになるために必要なもの
貧乏マインド
⇒才能・学歴・運
お金持ちマインド
⇒アイデア・努力
ここで1つ質問です。
「あなたはお金持ちになれますか?」
貧乏マインドは「なれない」と答えるそうです。
一方で金持ちマインドは「必ずなれる」になると信じているということ。
まったく真逆な考え方になりますよね。
【質問】あなたはお金持ちになれますか?
貧乏マインド
⇒お金持ちになれない
お金持ちマインド
⇒お金持ちになれる
お金を稼ぐ動機
では次はお金を稼ぐ動機についての対比です。
貧乏マインドは「欠乏の恐怖と不安」と答えるそうです。
生活のためにという動機からやりたくない仕事であっても気持ちを隠しながらやっていますよね。
どれだけ嫌なことを言われてもやはり生活のためにと考えるから我慢をしていませんでしょうか?
一方で金持ちマインドは「自己実現」のためとなるそうです。
ちなみに以前に比べて起業するハードルが下がったとも言われています。
実際に自己実現のために起業する人や副業でスモールスタートされる方が増えていますよね。
情報が増えてきていることが要因だと感じます。
これはある意味で私達はチャンスが多い時代を生きれているとも捉えられますよね。
だからこそ金持ちマインドは欠乏や恐怖ではなく「楽しいから働ける」になります。
【質問】お金を稼ぐ動機
貧乏マインド
⇒欠乏の恐怖と不安
お金持ちマインド
⇒自己実現
そしてここでもう1つ質問です。
「お金を稼いでなにをするのか?」
貧乏マインドは「生活費をえるため」と答えるそうです。
ここでも矛盾があります。
お金を稼ぐことは「悪いこと」と捉えているにも関わらずお金を欲しがっていると考えていることになりますよね。
一方で金持ちマインドはというと「自由を得るため」になります。
時間もそうですし何かをやるために選択枠が増える。
さらに誰といつそのくらい働くか自体を選べるとなりますよね。
【質問】お金を稼いでなにをするのか
貧乏マインド
⇒生活費をえるため
金持ちマインド
⇒自由を得るため
注意する点ですが貧乏マインドは「願望があるが隠す」傾向があるとのこと。
また金持ちマインドは「お金は必要だという信念があるので隠さない」とのことでした。
給与・総資産・ビジネスで必要なお金を具体的にイメージしているんですよね。
お金の目標はしっかりともつことが大切だと捉えられます。
お金を稼ぐ手段
次はお金を稼ぐ手段についての対比です。
貧乏マインドは「時間を売っている」となります。
手段となった時にもっとたくさん働かないとと考えます。
確かに安定して毎月給与があることはとてもありがたいことです。
ですが時間を売る働き方は天井があるということですね。
一方で金持ちマインドは「アイデアを売る」と考えるそうです。
リスクが高いですが天井がないということですよね。
ちなみにここでも注意点がありました。
一人で稼ぐのではなくてチームで稼ぐことが重要だとも言っています。
確かに経営者はリスクはあります。
ですが会社単位で考えてみても倒産の可能性はゼロではありません。
だからこそスモールスタートでもいいので副業からでもはじめてみてほしいと考えています。
確かに大変ですが得られる知識は何よりも財産になりますよね。
【質問】お金を稼ぐ手段
貧乏マインド
⇒時間を売っている
お金持ちマインド
⇒「アイデアを売る」
お金の使い方
では続いてはお金の使い方の対比です。
貧乏マインド「消費(娯楽・快楽)」に使うそうです。
すべての消費が悪いのではなくて自分の糧にならないことですよね。
わかりやすいのは「ギャンブル」だということです。
ここではお金持ちになるにはとなりますので消費の内容を考えることが重要になると分かります。
一方で金持ちマインド「学習(読書・旅行)」だとのこと。
読書は歴史・政治・経済などご自身の興味がある分野で知識をつけていくことができます。
また旅行については行った先で文化やその土地のビジネスなどを学べるんですよね。
要は吸収することが重要だと分かります。
自己投資が大切だということですね。
また金持ちマインドは投資をするということ。
さらに長期的に考えることが重要だと言っています。
短期的な一発逆転ではなくてこのブログでも推奨をしていますが分散した長期投資をすることが実はお金持ちになる近道になるということですよね。
【質問】お金の使い方
貧乏マインド
⇒消費(娯楽・快楽)
お金持ちマインド
⇒学習(読書・旅行)
交友・遊び方について
続いては交友・遊び方についての対比です。
貧乏マインドは「地域・職場」に限られているとのこと。
同じ様な給与相場で同じ様な生活をしているため広がりができてきません。
また遊びに関しては流行りのもので例えばゲーム課金などがその例になりますよね。
あくまでいいか悪いかではなくてお金持ちになるにはというと観点です。
一方で金持ちマインドは「成功者や富裕層がいるコミュニティ」を作って生活をされているとのこと。
ここで私達が考えられることは話を聞きに行くことになりますよね。
どの様な思考でどう行動して今の資産を稼げたかなど先人の知恵を吸収することです。
いきなりはできないかもですが自分が会いたいと思う人ができたならぜひ会いにいきましょう。
ちなみに遊びに関しては本の中で紹介されていのは・・・
・テニス
・ゴルフ
・乗馬
・チェス
成功者の方たちは周りがやっているではなく自分がやりたいことにお金を使って遊んでいますよね。
例えばものづくりなど。
自分の感性を磨くうえでもいいのかもと私は解釈しています。
このようにお金の使いかたもまったく違うことがわかりますよね。
【質問】交友・遊び
貧乏マインド
⇒地域・職場
お金持ちマインド
成功者や富裕層がいるコミュニティ
お金の教育について
そして最後はお金の教育についての対比です。
ちなみにご存知の方も多いかもですが高校の家庭科の授業で金融教育が2022年からはじまりました。
とはいえ生活に密着して学べるようにはなっていません。
だからこそ親が子供に教えることが重要ですよね。
貧乏マインドは「曖昧で消極的」だということ。
親自体がどうお金持ちになるかそしてお金の話はあまりしないようにと考えるあまりにこのような思考になるのだと感じます。
お金は怖いものだから安定した職場で働くようにと親が考えるので子どもはそれを学んでいます。
一方で金持ちマインド「明確で積極的」だということ。
お金の重要性がなにかを教えるということ。
選択の自由を手にするため、幸福度の高い生活をしていくためにはという観点です。
✓収入の種類
・労働収入
・事業収入
・投資で配当を得る
まずは収入を得る方法がいくつかあることを明確に教えていくことが大切になるということですね。
これは大人がお金についての知識をつけるために勉強が必要だとも分かります。
そして注意点です。
マイナス信念で教えないことが重要だと言っています。
・生活ができなくなるから安定した就職をする
・お金がなくなると大変だから貯金をしておく
などお金がなくなる点(マイナス)を入れて教えることです。
また「労働・貯蓄がすべて」だという教えも。
金持ちマインドはプラス信念で教えるとのこと。
・お金を稼いで自分がやりたいことができる
・大きく稼いで周りの人を幸せにできる
などお金が自己実現のために必要だと教えるそうです。
また「資産形成・社会貢献」だ大切だという教えも大切だということ。
ここで大切なのは親である大人の私達がまずは実践してやってみることが重要になると理解できますよね。
【質問】お金の教育
貧乏マインド
⇒曖昧で消極的
労働・貯蓄がすべて
お金持ちマインド
⇒明確で積極的
資産形成・社会貢献
結論、貧乏マインドの鎖を壊そう
私達は親や学校から「お金の話はあまりしないように」や「お金は生活ができる程度あればいい」などと教わってきました。
その結果で貧乏マインドの鎖がとても強くなっているのだと感じました。
みなさんはどう感じましたでしょうか?
金持ちマインドへのシフトチェンジをしていくことはとても時間がかかるかもしれません。
ですが必ずやこの鎖ははずれると信じています。
少しずつでいいので一緒に金持ちマインドを持って生活をしていきましょう。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
~今回レビューした「金持ちになる男、貧乏になる男」のご紹介~
資産形成にとても必要なお金持ちマインドの情報が満載。
お金持ちへの近道を辿るヒントがより理解できますのでぜひ手に取って読んでみて下さい。
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