【ジム・クレイマーが語る】消費減速でも株が崩れない理由:「5層のAIケーキ」の衝撃

株式投資

現在の株式市場を見渡すと、不透明なニュースばかりが目につきますよね・・・
金の高止まり、中東での緊迫した情勢、そして何より消費者の購買意欲減退を示す経済指標など。

「もうそろそろ米国市場が終わりだ」と弱気になる個人投資家もたくさんいるのではないでしょうか。しかし、そんな逆風の中でも米国の主要指数は驚くほどの底堅さを見せています。

なぜ悪いニュースがこれほど多いのに株価は暴落しないのか? 

その答えになり得るものとして「AIという名の巨大な5層ケーキ」に隠されていると、全米で影響力のある投資ナビゲーターのジム・クレイマー氏がマッドマネーで話していました。

この内容を私たち個人投資家も知っておくことで、市場の現在地を理解しておくことができ、ポートフォリオの見直しにも役立つと考えたのでシェアさせていただきます。

また5層の中にどのような銘柄が該当するかもあわせてご紹介していますので最後まで読んでみてくださいね。

ということで今回は「ジム・クレイマーが語る5層のAIケーキ」についてです。

【この記事をみて分かること】
・ジム・クレイマーとは何者か?
・蔓延する「弱気論」とドットコムバブル再来の誤解
・ジェンセン・ファンが描く「5層のAIケーキ」とは?
・なぜこの「ケーキ」は崩れないのか?
・ケーキを食べる準備をせよ
・まとめ:AI革命はまだ始まったばかり

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ジム・クレイマーとは何者か?

米国に投資をしているなら、ほとんどの方がご存知かもしれませんが念のためにジム・クレイマー氏についてご説明しておきます。

彼は、米経済テレビ局CNBCの超人気番組『マッド・マネー』のホストを務める、アメリカで最も有名な投資アドバイザーの一人です。

ちなみに米国の代表的な巨大テクノロジー企業4社の頭文字をとった日本でも有名なFANG(ファング)は彼の造語です。

元ヘッジファンド・マネージャーという経歴を持ち、現場で培った鋭い相場観と、時には叫び、時には小道具を駆使するエネルギッシュなパフォーマンスで、個人投資家に絶大な影響を与え続けています。

クレイマー氏は、単に銘柄を推奨するだけでなく、投資家が市場の「裏側」にある論理を理解するための教育的なアプローチを重視しています。

彼が主宰する「CNBCインベスティング・クラブ」では、自身のファンドの売買をリアルタイムで公開しており、その一挙手一投足が市場の注目を集めます。そんな彼がいま、現在の相場を読み解くキーワードとして提示しているのが「5層のAIケーキ」という概念です。

個人投資家が市場を理解しておくうえでとても有益な情報でしたのでまとめておこうと思います。

蔓延する「弱気論」とドットコムバブル再来の誤解

 現在、市場には多くの「恐ろしい話題」が溢れています。

消費の減速】
シェイク・シャックの決算ミスによる株価28%急落や、家電大手ワールプールの配当停止と需要減退など、消費者の財布の紐が固くなっている現実があります。

YahooFinanceより

実際にシェイク・シャックのチャートを確認しておこうと思いますが、大きく窓をあけて下落をしていますよね。こういった現状があるこは理解をしておくべきではないでしょうか。

マクロ経済の不安】
原油価格の上昇、オフィスの採用減少、新規建設の不足といったニュースが連日報じられています。こうした状況を見て、多くの評論家は「今のAIブームは、2000年のドットコムバブルの再来だ」と警鐘を鳴らします。しかし、クレイマー氏はこの意見に真っ向から反論します。

「ドットコムバブルを実際に経験し、そこで損も得も味わった自分から言わせれば、当時と今では状況が全く違う」と彼は断言します。

現在の相場は、実体のない期待だけで膨らんでいるのではなく、第4次産業革命とも呼ぶべき実需に基づいた構造変化が起きていると言っています。

ジェンセン・ファンが描く「5層のAIケーキ」とは?

クレイマー氏が引用するのは、AI革命の象徴であるエヌビディア(NVIDIA)のCEOジェンセン・ファンの言葉です。彼はAI革命の規模を説明するために、それを「5層のケーキ」に例えるのを好みます。

なぜ金利や戦争といった悪材料があっても株が下がらないのか。この5つの層を理解すれば、その理由が自ずと見えてきます。

第1層:エネルギー(電力)
AIを動かすための土台は、意外にも「物理的なエネルギー」です。 膨大なデータセンターを稼働させるには、これまでにない規模の電力が必要です。現在、米国では数十年ぶりと言えるレベルで電力需要が増加し続けています。

【関連銘柄】
ブルーム・エナジー、GEベルノバ、EQT、ビストラ、コンステレーション・エナジーなど。 これらの企業は、発電所やタービンの建設に数千億ドルを投じており、猛烈な勢いで雇用を創出しています。

第2層:半導体(ハードウェア)
ケーキの2段目は、AIの「脳」となる半導体です。 ここでの絶対的な王者はエヌビディアですが、それだけではありません。

【関連銘柄】
エヌビディア、インテル、AMD(CPU・GPU)、TSMC(製造)、マイクロン(メモリー)、ASML、アプライド・マテリアルズ(製造装置)。 データセンターにはGPUだけでなくCPUも必要であり、それらを作るための超精密な機械(製造装置)も欠かせません。

第3層:インフラ(クラウド・ネットワーク)
ハードウェアを動かし、サービスとして提供するためのインフラ層です。 ここでは「ハイパースケーラー」と呼ばれる巨大テック企業と、それらを繋ぐ物理的な配線が重要になります。

【関連銘柄】
Amazon(AWS)、Google Cloud、Microsoft Azure。

物理インフラ: キャタピラー(建設)、デル、ラック(サーバー構築)、コーニング(光ファイバー)。 特に注目すべきはコーニングです。エヌビディアと大規模な提携を発表した同社は、光ファイバーの生産能力を劇的に増強しており、数千人の新規雇用を生み出しています。

第4層:AIモデル(ソフトウェアの核)
ジェンセン・ファンが「モデル」と呼ぶ層で、膨大なデータを学習した知能そのものです。 この層の開発には、アイゼンハワー大統領時代の高速道路建設(米国史上最大の公共事業)に匹敵するほどの巨額の資金が投じられています。

【主要モデル】
Google(Gemini)、Meta(Meta AI)、OpenAI(ChatGPT)、アンソロピック(Claude)、xAI。

第5層:アプリケーション(実装・セキュリティ)
最上層は、AIモデルを具体的なサービスとして提供するアプリケーション層です。

【関連銘柄】
クラウドストライク、パロアルトネットワークス(サイバーセキュリティ)、パランティア(データ分析)、クラウドフレア(エッジコンピューティング)。 特にセキュリティ分野は、AIの普及に伴い需要が爆発しており、決算の良し悪しに関わらず、長期的な成長トレンドの中にあります。

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なぜこの「ケーキ」は崩れないのか?

クレイマーが最も強調したいのは、この「5層のケーキ」が巨大な雇用創出装置になっているという事実です。

世間では「AIが仕事を奪う」と恐れられていますが、実際にはこれらの層に関わる企業群は、米国国内で猛烈な勢いで人を雇い、工場を建て、実体経済を強力に押し上げています。

「消費者が弱っている」「景気が減速している」というニュースがあっても、AI革命という国家規模の総力戦がもたらす押し上げ効果は、それを上回る力を持っているのです。「金利や戦争が、エヌビディアやコーニングの成長に一体何の関係があるのか?」というのが、クレイマーの核心を突く問いかけです。

ケーキを食べる準備をせよ

クレイマー氏のアドバイスはシンプルです。
「メディアのネガティブなノイズに惑わされず、このAIケーキを食べる準備をすべきだ」と言っています。

具体的には以下のような戦略を推奨していました。

  1. 「全部降りる」という選択肢を捨てる
    相場が過熱した時に一部を利益確定するのは賢明ですが、強気相場から完全に撤退するのは避けるべきです。
  2. 押し目を狙う
    良い銘柄が一時的な地合いで売られた時は、少しずつ買い増す好機です。
  3. 背後にある実需を見る
    単なる技術としてAIを見るのではなく、その背後にある電力需要、物理インフラ、雇用といった「実体経済への波及」を注視してください。

「パンがなければ、ケーキを食べればいい」という有名な(歴史的には誤解を含む)言葉がありますが、今の株式市場においても、伝統的な消費関連株が苦戦しているのなら、成長の源泉であるAIケーキをポートフォリオに組み込むことが、生き残りの鍵となるでしょう。

まとめ:AI革命はまだ始まったばかり

クレイマー氏が語る「5層のAIケーキ」は、現在の市場の底堅さを説明する最も説得力のある理論の一つです。

蒸気機関が世界を変えた時、多くの人がその真の意味を理解できなかったように、AI革命もまた、多くの人が過小評価している間に進行しています。

短期的な株価の上下に一喜一憂するのではなく、この壮大な5つの層がどのように積み上がり、未来の経済を形作っていくのか。その大きな流れを掴むことこそが、投資家にとっての「正解」への近道ではないでしょうか。

全てを鵜呑みにするのではなくていいので、ジムクレーマー氏が話している内容の中でご自身が納得をした内容があれば自身の投資スタンスに反映してみていただけると幸いです。

最後まで読んでいただきましてありがとうございました!

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プロフィール
このブログの運営者
セカユタ

サラリーマンをしながら副業や投資をして資産形成中。
主に米国株を中心とした資産形成の基礎知識や市場の現状についてまた節約や副業についての情報も一部ですが発信しています。
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