伝説の投資家と呼ばれているピーター・リンチ氏はご存知でしょうか。
詳細は後述していますがそのリンチ氏が1994年に行った講演内容で個人投資家がとても参考になる内容をユーチューブ登録者数23.2万人のばっちゃまさんがサブチャンネルの動画にまとめてくれていましたので内容をシェアしていきます。
それぞれの言葉にはとても説得力があり、私たち個人投資家が市場とどう向き合うかを短い文でとても分かりやすく発言をしてくれています。
その参考になる内容をばっちゃまさんが12個紹介をされていました。ですのでこの記事では「12のルール」としてエンタメのように捉えてもらいながらぜひ読み進めてみてもらえるようにしましたのでぜひ最後まで見てくださいね。

ということで今回は「【ピーター・リンチ氏」12の投資ルール」についてです。
【この記事をみて分かること】
・ピーター・リンチ氏はどんな人物
【12のルール】
・①投資をするなら勉強は必須
・②経済や株式市場の予測は時間のムダ
・③常に何か心配事があることを理解せよ
・④自分だけの情報の優意性を使え
・⑤理解できる企業に投資せよ
・⑥自分が何を持っているのかを理解せよ
・⑦ボラティリティは敵ではない
・⑧株価が下がったから買うは危険
・⑨「ウワサ株」や「一発逆転銘柄」に手を出すな
・⑩タイミングより待つ力
・⑪個人投資家でも十分に勝てる
・⑫長年にわって稼ぎ続ける企業を見よ
・講演内容まとめ
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ピーター・リンチ氏はどんな人物

ピーター・リンチ氏は1970年代末からマゼラン・ファンドという投資ファンドを運用して驚異的なパフォーマンスを記録して名を馳せたファンド・マネジャーです。
今回ご紹介するピーター・リンチ氏は現在81才になる方で2,000万ドルの規模しかなかったマゼラン・ファンドを13年間で約100億ドルと世界最大規模のファンドに育てた伝説の投資家です。1977年から1990年の間には平均29.2%の年間リターンを達成して、S&P500株価指数を一貫して2倍以上のアウトパフォームを達成。
ダンキンドーナツ・ウォルマート・マクドナルドなど身近な企業に投資をして、日常生活の中からテンバガーをいくつも発掘してきました。ところが40歳代だった1990年に突然リタイアしたことで伝説の投資家とも呼ばれていまるようです。
また投資に関する多くの書籍や論文を共著していて「自分が知っているものに投資しろ」や「テンバガー」など、現代の個人投資家の間でよく知られている名言があります。
①投資をするなら勉強は必須
まずはこの言葉が個人投資家にとってとても重要になるなと思いましたので1つ目にしています。
【ピーター・リンチ氏】
できないならやめるべき。
株は上がるかもで買うものではなくて自分で調べ納得しリスクを取れると判断してから初めて投資すべき。
株式投資はギャンブルではない。
調査もせずに感覚で投資する人が損をして市場が悪いと責任転してしまう。
自分で学ぶ意思と我慢する力がなければ普通預金やマネーマーケットファンドで十分だ。
②経済や株式市場の予測は時間のムダ
これはついやってしまうのではないかと思います。実際に私もよく予想をするために情報をたくさん集めてしまうのでとても胸に刺さりました。
【ピーター・リンチ氏】
「金利がどうなるか」「相場がいつ上がるか」を予想しようとしても無意味だ。経済予測に13分以上使うなら10分は無駄にしている。
重要なのは企業や業界の事実であって経済の仮説ではない。
③常に何か心配事があることを理解せよ
冷静に振り返ってみると、いつも株式市場で何かしらがニュースになっていますよね。現在であれば関税に関してや少し前であればコロナショックなどでしょうか。
もし下落してもリカバリーしていくし、何もない平和すぎる時期はないくらいに考えておくと一喜一憂せずに冷静にいられるのかもと感じました。
【ピーター・リンチ氏】
心配する理由は常にある。
株式投資に必要なのは感情のコントロール1950年代校の最来核戦争の不安があったでも株は上がった。
1970年代インフレとオイルショックがあった。でも結局株はリカバリーした1980年代日本企業がアメリカを支配するという妄想が出た。
でも株は上がった。
今が特別に怖いわけではない常に怖い時期なのが普通だ。
④自分だけの情報の優意性を使え
これはまさにですよね。
他の業界の方が知らないことも日々の業務の中でしれているので大きなアドバンテージになると理解をしておこうと思います。
【ピーター・リンチ氏】
業界の中にいる人日常で消費者として商品に触れている人はその業界の変化に早く気づける。薬剤師・看護師・自動車販売員・旅行業者・主婦とそれぞれの現場で見えてくる気兆しがある
タガメットの売行きやクライスラーのミニバンの人気業界に関わる人は誰よりも早く気づけて、自動車業界、出版、流通、飲食など身近な分野で大きな発見がある。
知ってる商品やサービスを提供している企業に注目するのが1番の近道だ。
⑤理解できる企業に投資せよ
これはバフェット氏も言っていた言葉でしたよね。
それだけ有名な投資家の方々も大切にしている投資哲学になるのではないでしょうか?
【ピーター・リンチ氏】
ドーナツのような誰もが理解できるシンプルなビジネスの方が投資対象としては安心だ難解な技術株、例えば複雑な半導体企業に手を出しても本質が分からなければ価格変動に耐えられない。
難しいビジネスや業界用語に騙されず地味でもシンプルで持続的に収益を生む企業を選ぶこと。
実際私が何度も儲けたのは自分がよく知っている会社だけだ。
⑥自分が何を持っているのかを理解せよ
アメリカの有名投資家ジム・クレーマーも言ってましたが、奥さんになぜこの企業に投資をするか説明して客観的な意見をもらっていたというエピソードがありました。
他者にも理解ができるように説明ができるくらいまでその銘柄について自分の考えを持つことが大切になると理解ができました。
【ピーター・リンチ氏】
なぜこの株を持っているのかを10歳の子に2分以内で説明できなければ持つべきではない。
多くの人は上がってるからという理由だけで株を買ってしまっている。冷蔵庫や車は比較調査して買うのに株だけは無計画に買ってしまう。
その結果失敗する
⑦ボラティリティは敵ではない
この点についてはボラティリティは理解をしたうえで、市場に知ることが大切だと理解ができました。またそのマインドがないと下落時に一喜一憂して動けなくなる可能性に言及をしてくれているのかと感じました。
【ピーター・リンチ氏】
株式市場は常に上下する93年間で10%以上の下落は50回、25%以上は15回もあった。下がるのが当然でありそれを理解できないなら株を買うべきではない。
下がった時は買のチャンスになる。
14ドルで買った株が6ドルに下がった。
それはむしろチャンスだ。
企業を理解していれば怖くない。
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⑧株価が下がったから買うは危険
この点から学べるのは本質的なことを理解せずに欲しいと思っていた銘柄の株価が下がったからとエントリーすることはとても危険だと注意をされていますよね。
分かっていてもつい頭をよぎるなと個人的には感じています。経済状況や下落などについて本質的なものがどうなっているかに注意を払うようにしようと思います。
【ピーター・リンチ氏】
株価が下がったこと自体は買いの理由にはならない。株価が下がる理由を理解していなければさらなる下落に対応できずパニックを起こす。
例えばカイザー・インダストリーズは一見割安に見えたが、ビジネスモデルの理解なしに「前より安いから」と買ったことで多くの投資家がさらに損を拡大した。
最初の16ドルで「もう下がらないだろう」と思って買ってしまった人たちは対応できなかった。企業の本質を理解して初めて下がった時に買います判断ができる。
安くなったから買うのではなく価値に対して安いから買うことが重要である。
⑨「ウワサ株」や「一発逆転銘柄」に手を出すな
株安・下落時期になると焦りから一発逆転銘柄にすがりたくなる気持ちはとても理解ができます。ですがそれではだめだということですよね。
自分が理解していて、周りに説明ができる納得した銘柄になるまでは危険だと理解をしておこうと思います。
【ピーター・リンチ氏】
今だけのチャンス誰にも言うなよ系の噂話は全く当たらない。
30回やって1度も成功しなかった。
声を潜めて語られる銘柄はSECにバレたくないだけで、そんなものに手を出すな。
⑩タイミングより待つ力
待つ力についてはご本人が伝えて下さっているのはちゃんとその会社やサービスについて理解ができてから投資をするべきだという点をポイントとされていたのかと個人的には感じます。
【ピーター・リンチ氏】
ウォールマートの例で、IPO後10年経ってから買っても30倍のリターンを得られていた。
マイクロソフトも同様だ。
初期でなくても理解できた時点で投資しても間に合う。初動で乗らないとダメと焦る必要はないし、自信を持って変えるタイミングでOKだ。
⑪個人投資家でも十分に勝てる
とても背中を押される言葉ですよね。
ポジションの優位性については確かにそうだと感じました。この点も忘れずに今後も場合よっては柔軟に動いていこうと思います。
【ピーター・リンチ氏】
機関投資家や専門家にしか勝てないという考えは間違いで、むしろ機間投資家はポジションが大きすぎて柔軟に動けない。
個人投資家の方が俊敏で日常の気づきも生かせる。
自分の身の周りの変化に敏感になればプロより先に成長株に気づける機間投資家が市場を過剰に動かすことがあるがそれを利用できるのが個人の強み。
⑫長年にわって稼ぎ続ける企業を見よ
バフェットの投資法もこういった考えではないでしょうか。だからこそその企業のサービスがどのようなもので長く続くかを見極めて投資をしているのだと理解ができます。
【ピーター・リンチ氏】
ジョンソン&ジョンソン、エマーソン・エレクトリックなどは数十年に渡り増益を続けている。
福利効果を生かすにはこうした企業を長く保有することが重要だ。
世の中がどう変わろうが安定的に設ける企業は存在するのでこうした企業を理解して持ち続けるのが最も安全で確実な投資だ。
講演内容まとめ

優れた銘柄ほど成果が出るまでに時間がかかり、実際にリンチ氏の最高の投資成果は5年から7年持ち続けた株から得られたということでした。
短期間で値上がりを期待して売買を繰り返すのはギャンブルに近く利益を得る可能性を狭めてしまう。株式市場では1000ドル失っても最大で1000ドルの損がうまくいけば5000ドルにも1万ドルにもなるとリンチ氏は言っています。
【ピーター・リンチ氏】
損失は限定的でも利益は無限に伸びうるのだ。
優良企業が正しい方向に進んでいると確信できるならむしろ株価が下がった時は買い回すチャンス。
株はあなたが所有していることを知らないので、つまり株に感情移入してはいけない。
愛着があるだけで保有し続けるのは危険だ。
ファンダメンタルズが悪化したら迷わず売却する判断力も必要で自分の持っている株が本当にいい会社なのかを常に問い直すこと。
これが長期投資で成功するための絶対条件だ
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
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