【ばっちゃま流】企業決算をどのように確認するか【4ステップで分かりやすく解説】

株式投資

1月の第3週目から米国市場では決算シーズンでしたね。

個別銘柄で購入されている方はもちろんですがそうでない方も決算情報は重要です。
ですが決算情報はどこをポイントにみるべきかが分からない方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

私が投資の勉強で観ているばっちゃまさんが決算報告の確認方法の動画であげていたので記事でまとめてました。

ということで今回は「【ばっちゃま流】決算報告の確認方法(4ステップ)について」という内容です。

動画は確認時に止める必要がありますがブログはスクロールできて確認が便利という方もいるかと思いますのでぜひこの記事を活用してみて下さい。

ちなみ決算確認方法の前に必要な基礎知識の勉強は「投資の達人になる投資講座 」がおすすめ。
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決算発表前に投資家が知っておくべきこと

まずは決算発表が集中する時期についてです。

✓1月第3週以降
✓4月第3週以降
✓7月第3週以降
✓10月第3週以降

3ヶ月ごとの四半期での発表になります。
また決算時に確認するべきことをまとめました。

ステップ1 決算発表日の確認
ステップ2 コンセンサス予想の確認
ステップ3 決算発表の確認
ステップ4 カンファレンスコールの確認

ばっちゃま流ではこの4ステップだと仰っています。
それでは1つずつの確認方法を解説していきますね。

ステップ1 決算日の確認

決算発表の確認に使うのは英語版のヤフーファイナンスです。
例えば検索窓で「APPL」アップルのティッカーシンボルを入力すると次の画面が表示されます。

上記画像の赤枠の「Earnings Date」が決算発表日になります。

次回は2023年4月26日~2023年5月1日と分かります。

他にはInvesting.com でも確認ができます。
ばっちゃまさんの動画ではモバイルでの確認方法が紹介されていました。

まずはアプリを開いて検索窓で「NVDA」エヌビディアのティッカーシンボルを入力します。
次は横に画面をスクロールして「決算」の画面を表示させます。

赤枠の「公表日時」に決算発表日が確認できますね。
ではPCでの検索も簡単でしたのであわせて解説していきます。

検索窓に「NVDA」エヌビディアのティッカーシンボルを入力します。
次の画面が表示されたら少し下にスクロールをすると下記画像が表示されています。

赤枠の「次の決算日」で発表日が確認できました。
ご自身の検索しやすい方法でぜひ試してみて下さいね。

では次はコンセンサス予想についてです。

ステップ2 コンセンサス予想の確認

ここではEPS(一株当たり利益)と売上高の両方について調べます。

あらためて英語版のヤフーファイナンスで確認していきます。
決算発表日の確認と同様に検索窓に企業名(APPL)を入力。

赤枠の「Analysis」をクリック。

次の画面上の赤線「Earnings Estimate」がEPSになります。

①EPS予想
「Avg. Estimate」の列で「Current Qtr. (Mar 2023)」の数字(1.43)。

②EPSガイダンス
さらに横の「Next Qtr. (Jun 2023)」の数字(1.24)。

次は青線の「Revenue Estimate」が売上高になります。

③売上高予想
「Avg. Estimate」の列で「Current Qtr. (Mar 2023)」の数字(92.96b)。

④売上高ガイダンス
さらに横の「Next Qtr. (Jun 2023)」の数字(85.4b)。

つまり決算発表前にやるべき下調べは上記の4つの数字を確認しておくことになります。

予想ガイダンス
Earnings Estimate①EPS予想②EPSガイダンス
Revenue Estimate③売上高予想④売上高ガイダンス

さてここまではEPSと売上の予想とガイダンスの確認方法についてを解説してきました。
そのうえで確認した数値からさらに何を確認していくかをみていきますね。

①EPSでコンセンサス予想を上回るか
②売上高でコンセンサス予想を上回るか
③④来季以降の会社側ガイダンスがコンセンサス予想を上回るか

ここでウォール街での「良い決算」の定義について解説されていました。

・EPSでコンセンサス予想を上回る
・売上高でコンセンサス予想を上回る
・来期以降の会社側ガイダンスがコンセンサス予想を上回る

上記のうちひとつでもクリアできていない場合は「良い決算」ではないとのことです。
ご自身が持っている個別株についてこの点は確認しておきたいですね。

では次は決算発表についてです。

ステップ3 決算発表の確認

次は決算発表の確認になります。
Googleの検索窓で「Edgar」と入力。

検索結果から「Filings & Forms – SEC.gov」をクリック。

例えば検索窓で「DAL」デルタ航空のティッカーシンボルを入力すると次の画面が表示されます。

さらに「January 13, 2023 – 8-K: Current report」をクリック。
少し下にスクロールすると「Exhibit 99.1」があります。

ここで確認するポイントを解説します。

✓8-K(Curent Report:臨時報告書)
✓10-Q(Quartery Report:四半期報告書 )
✓10-k(Annual Report:年次報告書 )

それぞれを簡単にまとめると・・・

8-K:決算発表当日に開示されます。
10-Q:第一四半期(Q1)〜第三四半期(Q3)決算の際に提出される四半期報告書。
10-K:第四四半期(Q4)決算の際に提出される年次報告書

上記の3つをポイントにあげていました。
またその他の方法も紹介されていたので解説していきますね。

Googleの検索窓で「企業名+EARNNGS」と入力。
さらに検索窓下のニュースをクリック。

そうすると下記のようにCNBCなどが決算発表のサマリー記事を書いています。

さらにCNBCなどの記事をクリック。

少し下にスクロールすると下記の表示があります。

この記事の中では下記の部分で確認することができます。

✓Adjusted earnings per shareがEPS(予想と結果)
✓Adjusted revenueが売上高(予想と結果)

ここまでの流れが理解できれば決算発表は確認ができます。
では次はカンファレンスコールについてです。

ステップ4 カンファレンスコールの確認

まずは「カンファレンスコール」とはなにかですが直訳すると電話会議のことです。
プレスリリースには記載されていなかった「ガイダンス」(来期以降の業績に対する)企業側の見解について言及されている場合もあると仰っていました。

ここから読み取れるのは決算およびカンファレンスコールが次に何が起こると財務部長が考えているか1番リアルタイムに確認が分かるとのこと。

ちなみにカンファレンスコールは決算発表の1時間後くらいにスタートするので覚えておくといいかもですね。

そして検索方法としては下記が紹介されていました。
「企業名+CONFERENCE CALL」と検索。

多くの記事が並んでいます。
またここでばっちゃまさんがおすすめの確認方法を紹介していました。

Motley Fool」というサイトです。

例えば検索窓で「DAL」デルタ航空のティッカーシンボルを入力。
1番下までスクロールすると「Earnings Transcripts」があります。

ここでカンファレンスコールの全文を確認ができます。
さらにこの記事をコピーして「DeepL翻訳」で日本語で内容確認。

完全に日本語に訳せているのでとても簡単でした。
以上がカンファレンスコールの確認方法になります。

企業決算をみるポイントまどめ

ということで今回はばっちゃま流の企業決算の確認方法を4つのステップで解説してきました。

ステップ1 決算発表日の確認
ステップ2 コンセンサス予想の確認
ステップ3 決算発表の確認
ステップ4 カンファレンスコールの確認

私を含めた個人投資家にとって企業決算を確認するスキルはとても武器になりますよね。
もちろんこのスキルを自身の投資に活かしてこそ意味があります。

まずはこちらの記事で方法を理解してもらいそのうえで実際にやってみて下さい。
ご自身の気になる企業や現在保有している企業で実践してみることをおすすめします。

最後まで読んでいただきましてありがとうございました!

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セカユタ

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