【たぱぞうさんも紹介した】米国ETFのVOOとは【インカム・キャピタルも狙えます】

ETF

今回はアノマリー要素がある話からですが2023年は年始の1週間のパフォーマンスを3指数で調べてみました。

S&P500 (+1.5%)
ダウ(+1.5%)
ナスダック(+1.0%)

上記のように株価が最初の5日間をプラスで終わると年末のS&P500は80%以上の確率で約13%以上のリターンになると言われています。

あくまで経験則ではありますがとても心強いですよね。
そして13%以上のリターン見込みのS&P500に連動するETFがあります。

私がYouTubeで勉強をさせて頂いているたぱぞうさんがVTIに匹敵するパフォーマンスと紹介されていたETFのVOOです。

ということで今回は「インカム・キャピタルともに狙えるETFのVOO」について解説していきます。

S&P500に連動しているので長期ホールドも可能なETF。

VOO同様に長期保有可能な銘柄選定は「投資の達人になる投資講座 」で情報収集がおすすめ。
ぜひ活用してみて下さい。

それでは2023年の新しいデータもふまえて解説しますのでぜひ最後まで読んでみて下さい。

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ETFとは

これからETFを検討される方もいらっしゃるかと思いますのでまずはETFとはどんなものなのかをご説明させていただきます。
理解してるよっていう方はこの章は飛ばして下さいね。

ETFは「Exchange Traded Fund」の略。
日本語では「上場投資信託」となります。

分かりやすくいうと上場をしている投資信託ですね。

【特徴】
1.S&P500などの株価指数に連動
2.分散投資が可能
3.株式同様にリアルタイム売買が可能
4.信託報酬が安い

✓S&P500などの株価指数に連動

ETFはアメリカの場合はS&P500や日本では日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)等の指数に連動して運用される投資信託の一種。
指数に連動しているので投資信託と同様に1銘柄ではなくて複数社へ投資が可能です。

✓分散投資が可能

指数連動のため複数社への投資を自動で行ってくれるので分散が可能。
1社への集中投資は株価変動に資産が影響を受けやすいので安全と言えますね。

✓株式同様にリアルタイム売買が可能

投資信託はファンドごとに違いがあり、注文して約定(購入決定)までに数日かかります。
その点でETFは取引所が開いている時間帯はリアルタイムで注文が可能。

✓信託報酬が安い

全てのETFが投資信託より安い訳ではありませんのでご注意下さい。
ですが投資信託に比べて信託報酬が安い傾向があります。

今回ご紹介するVTIは上記のETFになります。
ぜひ特徴を覚えておいて下さいね。

ではVOOの解説をしてきます。

VOOとは

まずは正式名称ですが「バンガードS&P500ETF」といいます。
連動する指数は名称にありますが「S&P500」ですね。

S&P500はGAFAMなどを中心としたアメリカの代表的な500銘柄を時価総額で加重平均した指数です。

【加重平均とは】
金額などの単純な平均値ではなく、それぞれのウェイトを加味して平均値を算出。

株式分割などの影響も受けず単純平均より相場全体の実体を表しています。
つまり時価総額が大きな大企業ほど高い割合で組み入れられるんです。

また米国株式市場の時価総額の約80%を網羅しているので米国の相場全体の動向を知る上でも役立つ指標にもなります。

ちなみに上記の画像は2022年の6月時点でのSBI証券の保有銘柄ランキングになります。
VOOは第3位です。

多くの方が保有していることは理解頂けるのではないでしょうか。
やはりなんと言ってもS&P500に連動している点は安心感がありますよね。

では次は基本情報もみていきますね。

基本情報

ティッカーVOO
名称バンガードS&P500ETF
運用会社バンガード
ベンチマークS&P500
銘柄数500
投資対象四半期ごとに時価総額加重平均を用いて保有銘柄をリバランスする。
経費率0.03%
配当月年4回 3/6/9/12月
直近配当利回り(ブルームバーグ)1.83%
設定日2010年9月9日

やはり特徴は経費率の0.03%ではないでしょうか。
バンガードのETFは経費率がとても低いので長期ホールドをする際にはとてもありがたいですよね。

また配当は米国らしい年4回となります。
これもとても楽しみになるのでぜひ覚えておいて下さいね。

運用会社

バンガードは1975年にアメリカのペンシルバニア州で創業された世界最大級の運用会社の1つです。
2018年12月31日には世界に18カ所の拠点で約549兆円(約4.9兆米ドル)の資産を運用している世界最大級の運用会社。

ちなみに創業者はジャック・ボーグル氏で「インデックス・ファンドの父」とも呼ばれています。
前章でも触れましたがバンガードの特徴としては経費率の低さがあります。

【VOO以外の代表的なVシリーズと経費率】

①VT(バンガード・トータル・ワールド・ストックETF)
⇒経費率:0.09%

②VTI(バンガード・トータル・ストック・マーケットETF)
⇒経費率:0.03%

③VYM(バンガード・米国高配当株式ETF)
⇒経費率:0.06%

④VIG(バンガード・米国増配株式ETF)
⇒経費率:0.06%

ETFの経費率の平均が約0.2〜0.4%といわれていますのでバンガードの商品は特出して経費率が低いのが分かりますよね。

さらにVOOは0.03%ですので特徴として覚えておいて下さい。

では次は組入銘柄の上位10社もみていきますね。

組入れ銘柄

まず1位は多くの方が知っているiPhoneの販売を行うアップルですね。
そして2位はソフトウェア会社のマイクロソフトで3位はオンライン小売会社のアマゾン

2023年1月現在では実は上位10社についてはVTIと全く一緒でした。
ちなみにVTIの詳細についてはこちらの記事(【厚切りジェイソンさんが推奨】全米ETFのVTIとは)でまとめていますのであわせて読んでみて下さい。

またVOOはアメリカ市場の80%を網羅している点からも同様になるのは理解しやすいですよね。

そうなるとセクターはどうなのかが気になるのではないでしょうか?
次の章でみていきますね。

セクター構成比

情報技術が26.40%でヘルスケアが15.29%となっていてこの2つのセクターで約5割を占めていました。
イメージとしてはグロースとディフェンスを上手に織り交ぜているといった感じです。

グロース株が上昇している際はその恩恵を受けながら暴落時はディフェンス株が下支えする感じです。とてもバランスがいいですよね。

その他をみると金融11.60%と一般消費財10.40%でその他は10%以下になっていますね。
全体的に成長とディフェンスのバランスがとれたセクター構成になっているのがいいなと感じます。

では次は株価もみていきますね。

過去の株価について

まずは1年チャートを確認します。

アメリカは急激な利上げとピークデジタルが要因で2022年は大きく下落しましたね。
1年トータルでは-9.68%となりました。

次は5年チャートをみていきますね。

+38.10%でした。
本当にアメリカの強さを感じるリターンですよね。

コロナショックからの驚異的な上昇がさらに際立っていますね。
2023年はそこまでではなくても底堅く騰がることを期待しようと思います。

では最後に設定来もみておきますね。
※2010年9月からのデータ

なんとさらに驚異の+257.35%です。
とんでもないリターンですよね。

また冒頭でもいったように1月のアノマリーから2023年はS&P500の上昇が13%以上で予測できます。
そのため同指数に連動しているVOOも上昇を期待してみましょう。

ちなみに騰がる銘柄選定の勉強は「投資の達人になる投資講座 」がおすすめです。

実際にセミナー受講してみたレビュー記事はこちら
あわせて読んでみて下さいね。

では配当実績もみていきますね。

過去10年の配当実績

過去10年の配当実績です。

ここでもVTIとほとんど同様程度での利回り推移だったのかと。
やはり高配当ETFのVYM・SPYD・HDVに比べては低いですね。

ですが売買益を考慮すると今後も目が離せないETFではないでしょうか。

結論ですがVOOはコアにできるETF

今回はVOOをご紹介してきました。

・S&P500に連動
・経費率が低くて長期積立時も安心
・米国全体へ分散投資が可能
・売買益も配当も狙える

まずはなにより多くの方がご存知のS&P500に連動をしているためとても安心感がありますよね。
また運用会社は世界最大級のバンガード社なので経費率はなんと0.03%という低さです。

さらに過去の株価チャートもみていきましたが売買益を狙いながら配当ももらえるのがVOOの特徴です。

ですが配当については売買益が狙い安い分、高配当ETFのVYM・SPYD・HDVには劣ると点は理解が必要だと感じます。

またこのブログでは全米ETFのVTIを紹介したこちらの記事(【厚切りジェイソンさんが推奨】全米ETFのVTIとは)の中でも解説しましたがアメリカは先進国の中でも人口増加が見込めます。

その分で今後も経済発展が予想できるのでS&P500などアメリカへの投資はやはり今後もコアとして検討されてはいかがでしょうか。

最後まで読んでいただきましてありがとうございました!

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プロフィール
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セカユタ

サラリーマンをしながら副業や投資をして資産形成中。
主に米国株を中心とした資産形成の基礎知識や市場の現状についてまた節約や副業についての情報も一部ですが発信しています。
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