【投資先の選び方】最短でFIREを達成する方法。ウォーレン・バフェットの投資術 レビュー

株式投資

株式投資の神様と言われる「ウォーレン・バフェット」は多くの方がご存知だと思います。

神様と言われるバフェットが公認するバフェットオンラインスクール(BOS)の日本人講師を務める株式会社TENGOODの代表をしている柏木悠介さんの書籍「最短でFIREを達成する方法。ウォーレン・バフェットの投資術」のレビューを記事第2段です。

実際に読んだ中で私は大きく2部に分かれているなと感じました。

【フェーズ1】投資をやるべき理由(資産を持つための思考法)
【フェーズ2】具体的な投資先の選び方(おすすめ投資法)

今回はフェーズ2についてをまとめました。

ということで今回はフェーズ2にあたる「具体的な投資先の選び方」の内容についてシェアしていきます。

実はこの本は書店で1500円で置いてあるそうですが数量限定で無料で手に入れることができます。
記事の最後に申込みURLもご紹介していますので最後まで読んでみて下さい。

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では最初にバフェットがどのように投資する先を決めているかについて本の内容を解説していきます。

バフェットの投資基準

【要素1】損をしないこと
【要素2】儲かり続ける理由がある企業

著者である柏木さんはバフェットの投資基準はとてもシンプルだと仰っています。
とはいえ言葉だけではよく分からないのでそれぞれを解説していきますね。

損をしないこと

現在バフェットが率いるバークシャーハサウェイは元々は服の生地を作っていてバフェットが関わりはじめた頃は戦後まもなくで物が足りない時代でした。

そのため大きな下落に飲まれて過去最大の失敗となったそうです。
どれだけ優秀なビジネスマンでも一人では時代の流れを読み間違えると成果は残せない。

だからこそ投資も同様に「時代の流れ」を正しくキャッチする必要があると言っています。

具体的な例をあげていますがコロナショックで景気が悪くなった際にはバフェットはある1つの業界の株をすべて売却したそうです。

答えは「飛行機関連の業界」だったとのこと。
人々が国を移動が機会が圧倒的に減ると考えていたからです。

また収束したらまた買えばいいと考えているそうです。
多くの方は「いつかもとに戻るだろうから手放さないでおこう」と考えるのではと仰っています。

このように時代の流れを正しく捉えて投資をすることが大切だということですね。

儲かり続ける理由がある企業

本の中でこの点の説明として先程の飛行機関連業界株の売却の話がありました。

ですが説明には分かりづらいと思ったのでこの点は追記をしようと思います。

バフェットのポートフォリオの説明によく出てくるようなiPhoneで有名なアップルやコーラなどの飲料で有名なコカコーラや金融系のバンク・オブ・ニューヨークのようにその企業のビジネスが長らく人々愛されて選ばれ続ける必要があると考えられますよね。

このような会社に投資をするとなると分かってはいても自分が気づく頃には株価がかなり上がっているなんてことは結構ありますよね。

ではどのようにバフェットのように成功していくためにもその手がかりとして推奨する投資先の選び方について次章から解説していきますね。

投資先の選び方

おすすめ投資法① 株式投資

説明としては「インフレに強いから」とのこと。
インフレは物価が上がりますが株式投資はそれに対応する能力があるからと著者は言っています。

また投資先としては「利益が右肩上がりに伸びていくビジネス」になります。
前章でも話しましたがアップルやコカ・コーラがまさにその典型ですよね。

おすすめ投資法② バリュー投資

バフェットがやり続けているバリュー投資で結果を出す方法はポイントが2点あります。

【ポイント1】いい会社を選ぶ 
【ポイント2】適正価格で購入する

ポイントについて理解するうえで株価を決める要因について説明をされていました。

【要因】
割安 ・成長 ・人気

割安や成長については業績に対する言葉だと。
業績や売上に対して株価が安く、利益が伸びていることを指しているそうです。

ですが「人気」については少し特殊な性質があると仰っています。

例えば有名なアーティストのコンサートチケットをメルカリなどのフリマアプリで販売すると高値で売れますがその逆もあり認知度がない場合は値が下がりますよね。

つまり「人気」については値段を決めるうえで上下に直結すると仰っています。
そしてこの上下については私たちにはそれほど意味をなさないと。

理由としてはトレーダーの方は人気の上下を追いかけるが長期で資産形成をしていく個人投資家は割安や成長を見極めていく必要があるとのこと。

この考え方がバフェットがいうバリュー投資。

では利益を上げる銘柄を決める方法とはどんなものなのでしょうか。
バフェットは「経済の堀があるかどうか」と言っているそうです。

堀とはお城の周りを囲う水溜りのことで敵の攻撃から守るためのもの。
ビジネスはライバルの登場により一時的に利益が減少することがありますが何らかの理由でライバルが出てこないビジネスもあります。

バフェットはこのようなライバル不在のビジネスに投資しています。
つまりライバル企業が参入できないビジネスを指しているとのことでした。

ではどんなビジネスモデルがそれにあたるのかについ次章で解説していきますね。

利益を出し続けるビジネスモデル

本書の中で紹介されていた利益を出し続けるビジネスモデルから4つを解説していきます。

国益に絡むビジネス
ブリッジビジネス
スイッチングコスト
規模の経済

✓国益に絡むビジネス

国益に絡んでいるビジネスをやっている企業はほとんど倒産するリスクがないと著者は言います。
例として2008年ごろのリーマンショック時にGMやフォードが倒産しかけた話。

その際にフォードを助けるという決定が下ったようなのですが理由として「戦車」を製造していたからとのことでした。
国としてフォードの力が必要だったから救済措置があったと分かりますね。

つまりこのように軍事産業に関わっている国益に絡むビジネスは倒産リスクが低くなるということです。

✓ブリッジビジネス

例としてアマゾンをあげて「物を売りたい人」と「物を買いたい人」が出会う環境を作っていると。

これを「プラットフォーム事業」と言います。
またアマゾンで商品を購入すると「あなたへのオススメ」として別の商品を提案されますよね。

売りたい側は自動でセールスできて、買う側は必要な商品を自動で入手できる機能。
つまり環境を作って人と人を出会わせるビジネスブリッジビジネスになります。

このようにブリッジビジネスは顧客が求めているものをくっつけることをやっていれば儲かるビジネスになると著者は言っています。

✓スイッチングコスト

アルバイト、社員、経営者全ての人が関わっていてなおかつ90%越えのリピート率で全体の利益率が平均よりも高い業界があります。

その答えは「会計ソフト業界」です。

「何かを切り替えることがめんどくさい」という気持ちをスイッチングコストというそうです。
手に入れる結果は同じで切り替えるメリットがないのでリピーター率が高いとのこと。

このように使い続けてもらえる可能性が高いビジネスモデルと言っています。

✓経済の規模

大量に生産をして大量に販売するというビジネスモデルを規模の経済と言うそうです。
規模の経済はコストを下げて安くすることが可能だと。

例としてコカ・コーラやペプシなどですね。
実際にバフェットはコカ・コーラの株を保有しています。

またこの手法のポイントは、大量生産自体ではなく先に売り場を確保しているからこそできると言っています。
スケールメリットなどが活かせるビジネスモデルということですね。

このようにいい会社の定義はこの章で理解して頂けたと思います。
では次の作業はリストアップになるようです。

おおよその数値として60~100社ほどを分析してみて10社をリストアップするそうです。
では60~100社をあげてからどのように10社に絞るかを次の章で解説していきますね。

スクリーニング

スクリーニングを簡単に言うと「ふるいにかける」となるそうです。
ちなみににバフェットのスクリーニングの条件は5つ。

①会社の本質的な価値よりも安く買う
②自分が理解できないビジネスモデルの会社は買わない
③長期的に安定的に業績を伸ばしている会社を買う
④社会の変化に対応し優れた競争力を有する会社を買う
⑤資本効率の高いROEが高い会社を買う

またROEとは野村證券のサイトを引用してご説明します。

Return On Equityの略称で、和訳は自己資本利益率。企業の自己資本(株主資本)に対する当期純利益の割合で、計算式はROE(%)=当期純利益 ÷ 自己資本 × 100、またはROE(%)=EPS(一株当たり利益)÷ BPS(一株当たり純資産)× 100。

【引用】野村證券サイト

ROE(自己資本利益率)は、投資家が投下した資本に対し、企業がどれだけの利益を上げているかを表す重要な財務指標。ROEの数値が高いほど経営効率が良いと言える。

スクリーニングいついては経験を積みながら成長させていくことになりそうですね。
バフェットがそれだけ時間を費やして資産を最大化していることも理解ができます。

まずは10社だけでもご自身でやってみるのはいかがでしょうか。

ちなみにスクリーニング知識は「投資の達人になる投資講座 」で学ぶのがおすすめ。

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ではスクリーニングの次は何が必要になるか。
それは買うタイミングとのことですので次の章で解説していきますね。

買うタイミング

ですが買うタイミングの見極めは簡単だと言っています。

そのヒントは〇〇ショックです。
答え合わせとして3つあげています。

2008年頃 リーマンショック
2015年頃 アジア通貨技術
2020年頃 コロナショック

この〇〇ショックが起こった時がチャンスとのこと。
このチャンスが訪れるまでにリストアップと資金準備が大切であると言います。

ちなみにそれまでに少額でもいいので投資の経験をしておくことを推奨されていました。

バフェットはこのやり方を繰り返して長期保有することで資産を増やしていっているとのこと。
この長期保有が最後のポイントになるようです。

複利の力を使って利回りを追いかければ100万や200万といったお金でも十分に資産を作ることができると言います。

バフェット流バリュー投資をおさらい

バフェットが行うバリュー投資についてをあらためてまとめておきます。

・儲かり続けるビジネスモデルを持っている企業かを選定

国益に絡むビジネス
ブリッジビジネス
スイッチングコスト
規模の経済

・60~100社をあげてその中から10社をリストアップ

【スクリーニングの5つの条件】
①会社の本質的な価値よりも安く買う
②自分が理解できないビジネスモデルの会社は買わない
③長期的に安定的に業績を伸ばしている会社を買う
④社会の変化に対応し優れた競争力を有する会社を買う
⑤資本効率の高いROEが高い会社を買う

・買うタイミングを見極める

〇〇ショックであるかどうか。

個人的にはこの時期は株価が下がるので買うという意思決定がしづらい時期にはなると感じています

投資の格言に「悪いニュースはいいニュース」というものがあります。
まさしくその状況化は買いであると分かりますよね。

ちなみにこの記事を出している2023年3月に関しては昨年急激に行った利上げの影響により米国市場は全体的に株価が暴落しています。

ですが3月にはいり経済指標にも影響が出てきていて地銀3行が破綻したり利上げ打ち止めが見えてきた今が買いと考えることが出来ます。

この時期を使ってバリュー投資にチャレンジしてみるのはいかがでしょうか。

あらためてですが本の中からなぜ投資が必要になるかの内容を下記にレビューしています。

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最後まで読んでいただきましてありがとうございました!

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プロフィール
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セカユタ

サラリーマンをしながら副業や投資をして資産形成中。
主に米国株を中心とした資産形成の基礎知識や市場の現状についてまた節約や副業についての情報も一部ですが発信しています。
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