【たぱぞうさんも紹介】NEXT FUNDSインド株式指数のNifty50連動型上場投信 1678とは【東証ETF】

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ここ最近はグローバルサウスへの投資が話題にあがるようになってきました。特にBRICSの代表国にもなるインドへの投資を検討する方が増えてきていますよね。

また現状ではインドの個別株への投資についてはまだ環境が整っていないのも事実です。ですがインドを代表する指数のNifty50指数へ投資が可能な商品があれば検討しやすいのではないでしょうか。

ということで今回は「円建て可能なNifty50連動型上場投信の1678とは」についてです。

【この記事をみて分かること】
・Nifty50連動型上場投信【1678】とは
・基本情報
・株価について
・組入銘柄
・配当実績

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Nifty50連動型上場投信【1678】とは

1678が連動するNifty50指数はインドを代表する株価指数でインドのナショナル証券取引所に上場する銘柄のうち、時価総額、流動性、浮動株比率等の基準を用いて選定した50銘柄で構成されています。

指数の計算方法は浮動株調整済時価総額加重平均方式で1995年11月3日を基準日でその日の指数値を1000としてインドルピー建てで算出されています。

特徴としてはたぱぞうさんも言及されていましたが1678はNifty50の先物に投資していて機関投資家でもインド株投資を個別株でやるのは難しいと言われていますがそれが可能になります。

つまり円建てで購入が可能でインドの代表的な指数に分散しながら投資ができるETFと理解ができます。

たぱぞうさんが2023年1月14日に1678について記事にされていましたが1年弱が経ちましたので最新版としてまとめていきますので最後まで読んでみて下さい。ではまずは基本情報を次章で解説していきますね。

基本情報

ティッカー1678
名称FUNNDSインド株式指数・Nifty50連動型上場投信
運用会社野村アセットマネジメント株式会社
ベンチマークインドルピーベースのS&P CNX Nifty指数
銘柄数50
投資対象日本円換算した対象株価指数に連動する投資成果を
目的として発行された有価証券に投資を行ない、
日本円換算した対象株価指数に連動する投資成果を
目指す追加型株式投資信託
経費率0.95%
配当月年1回(8月)
設定日2009年11月26日

経費率はやはりインド株への投資になる点からも0.95%と高い設定に感じますが設定について2009年11月になりますので歴史はある点は安心感に繋がるのではないでしょうか。

また1678が連動するのはNifty50指数ですが同様にインドの有名な指数に「SENSEX指数」がありムンバイにあるインド共和国最大のボンベイ証券取引所に上場する銘柄のうち、流動性、取引規模、業種などを代表する30銘柄で構成されています。

時価総額加重平均指数で、「BSE SENSEX(S&P Bombay Stock Exchange Sensitive Index)」や「SENSEX30」とも呼ばれ1979年4月3日を基準日とし、その日の時価総額を基準値100として算出されています。

実際にNifty50指数とSENSEX指数の推移をチャートで確認してみようと思います。

【1年トータルリターン】

Google Financeより

若干ではありますがNifty50がアウトパフォームしていました。チャートは載せませんが5年のリターンはSENSEXが若干強かったです。一方で6ヶ月でみるとNifty50が1%近くアウトパフォームしていて、ここ最新ではNifty50の勝ちになっているようですね。

では次は株価について解説をしていきますね。

株価について

Yahoo Financeより

株価:311.3円

【トータルリターン】
3ヶ月:+3.66%
3年:+25.97%
5年:+16.06%

※最新の株価などの情報はこちらより

たぱぞうさんも比較されていましたが多くの方が投資をしているS&P500と比較してチャートをみておこうと思います。

【1年トータルリターン】

Google Financeより


過去1年でみるとS&P500が大幅にアウトパフォームしていました。ですが下記の数字を確認しておいてほしいのであえて載せておきます。

【6ヶ月トータルリターン】
1678:+15.94%%
S&P500:+5.07%

【5年トータルリターン】
1678:+106.55%
S&P500:+56.72%

なんと6ヶ月および5年リターンでみると1678が大きくアウトパフォームしていました。もちろん過去の実績は絶対ではないですが頭に入れておくといいのではないでしょうか。

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組入銘柄

大和アセットマネジメントより

1位:リライアンス・インダストリーズ(10.28%)
2位:HDFC銀行(8.73%)
3位:ICICI銀⾏(8.15%)
4位:ハウジング・デベロップメント・ ファイナンス(5.88%)
5位:インフォシス(5.79%)

※銘柄名をクリックするとブルームバーグで詳細情報を確認できます

■セクター比率

(出所)インド・ナショナル証券取引所のデータを基に野村アセットマネジメント作成

【組入れ上位5セクター】
1位 金融:38.44%  
2位 情報技術:12.74% 
3位 エネルギー:12.15% 
4位 一般消費財:9.73% 
5位 自動車部品:5.52% 

上記の円グラフはマネックス証券のサイトにあったのですがとても分かりやすかったのでシェアしておきます。

比率をみると金融と情報技術で約50%で金利が低くて景気がいい時期は大きく上がるセクターが多く含まれています。逆をいえばそれだけボラティリティが激しくなる可能性があることも分かりますよね。この点は頭に入れて許容範囲で投資をされたほうがいいのではないでしょうか。

配当実績

残念な情報にはなってしまいますが配当については8月設定になっていますがここまで出ておりませんでした。この点はたぱぞうさんも言及していましたが投資先が先物であるが故ではないかとのこと。

この点を考慮するとインカムではなくキャピタルで資産の最大化を検討すべき投資対象となりますね。

キャピタル重視の円建てインドETF【1678】

今回はインドの代表的な指数のNifty50に円建てで投資ができる1678についてまとめました。

実際に調べてみると過去(5年)・直近(6ヶ月)でのトータルリターンはS&P500をアウトパフォームしていました。またインド株への投資がまだ難しい中で円建てが可能なのは検討に値するのではないでしょうか。

この点はたぱぞうさんも言及はしていましたが経費率が0.95%と決して低い設定ではないと思います。ですがインド株投信に視野を広げても経費率が【1678】と同水準の同様の商品は見当たらないのも事実です。

さらに東証上場ETFは銘柄によって流動性に難があるものが少なくないようですが【1678】は1日数十万株取引があるので流動性は特に問題ないとたぱぞうさんも仰っていました。

コストが理由で消極的にはなりますが現時点ではインド株式指数に投資したいと思う方にとって【1678】は現実的な選択肢になり得るのではないでしょうか。

ちなみに同じくインド市場に広く分散投資をお考えの方はEPI(ウィズダムツリーインド収益ファンド)もおすすめですので下記の記事もあわせて読んでみて下さいね。

どちらもですがリスクが高い点は否めませんのでフルベットはせずにポートフォリオの10%程度までで投資を検討してみて下さいね。

最後まで読んでいただきましてありがとうございました!

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