【たぱぞうさんも紹介】AI関連株今後どうなる 個人投資家はAI5(アイゴー)に注目

株式投資

2023年に米国市場を牽引してきたのはマグニフィセント・セブンと言われていますよね。Google(GOOG)、Apple(AAPL)、Facebook(META)、Amazon(AMZN)、Microsoft(MSFT)の5つの企業をまとめたGAFAMにさらにTESLA(TSLA)、NVIDIA(NVDA)2つの企業をまとめた企業群がマグニフィセント・セブンになります。

そして2024年はAIブームによって市場の牽引役が変わりはじめています。

その企業群はAI5(アイゴー)と言われるもので今後米国市場を牽引してくれるのではと期待がされています。moomoo証券やユーチューブチャンネル「たぱぞう投資大学」の運営者で23.7万人登録者数であるたぱぞうさんもAI5について記事を出されていました。

私たち個人投資家が市場理解をするうえでしっかりと抑えておきたい内容になりますのでシェアをしたいと思います。AIブームのゆくえをウォッチしていけるように確認をしておいて下さいね。

ということで今回は「2024年の市場を牽引役が期待されるAI5」についてです。

【この記事をみて分かること】
・GAFAM以外の企業群
・生成AIブームを反映した企業群
・①NVIDIA(エヌビディア)
・②Microsoft(マイクロソフト)
・③アドバンスト・マイクロ・デバイセズ
・④台湾セミコンダクターマニュファクチャリング
・⑤Broadcom(ブロードコム)
・AI5(アイゴー)まとめ

世界全体で4,000万人以上の方が
ダウンロードしているウィブル証券

・米国株式等の取引手数料の安さ
・約7,000銘柄の取り扱いがある
・単元未満株(少額取引)の取引
★今なら50,000円入金で3,000円もらえます★
※2024年3月31日まで

\ウィブル証券のダウンロードはこちら/

GAFAM以外の企業群

まずはAI5について解説する前にこれまでに注目されてきた企業群について触れておこうと思います。2024年2月5日のmoomoo証券の記事でその回答が出ていましたので抜粋しながら説明をしてきますね。

ウォールストリートのアナリストは株式をグループ分けすることが好きで、これは市場の最も優れたパフォーマンスを示す株式を他の株式と区別するのに役立つためと言われているそうです。

例えばFAANG(Facebook(Meta)、Apple(AAPL)、Amazon(AMZN)、Netflix(NFLX)、Google(GOOG))という企業群はCNBCの財務分析アナリストであるジム・クレーマーが最初に提出したもので、当時最大の5つのテクノロジー企業を示すために使用されました。

2023年にバンクオブアメリカのアナリストミッシェル・ハートネットは新しいテクノロジー株を「米国株7巨頭」と名付けていて、前述したこのマグニフィセント・セブンが昨年はすべての標準プール500指数をはるかに上回るパフォーマンスを発揮しましたとしていました。

そしてその共通点はそれぞれが独自の方法で人工知能を開発していることだと述べています。ですがAIを開発しているにもかかわらず、それらを新しいグループに維持するには十分ではないと考えていて2024年のオープニング時にはほとんどの「7つの巨頭」の株価は上昇の余地があるのですがTeslaだけが例外で1月だけで23%も下落していた点に触れていました。

またジム・クレーマーはTeslaを「7つの巨頭」から除外すべきだと考えていて、対ヘッジファンドのLight・Street・Capitalのアナリストであるグレン・ケーチャーはこのグループを完全に再構築する必要があると考えているとのことでした。

ではあらたなリーダーになりえる企業群をどのように考えているのでしょうか。

生成AIブームを反映した企業群

前述したとおりアナリストのグレン・ケーチャーは、このグループを完全に再構築する必要があると考えていて米国の株式市場をリードする最新の5つの株式を提唱しています。

①NVIDIA(NVDA)
②Microsoft(MSFT)
③アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)
④台湾セミコンダクターマニュファクチャリング(TSM)
⑤Broadcom(AVGO)

この5つの企業群を「AI5(アイゴー)」と呼んでいるとのことでした。

またこのAI5にいてインフルエンサーであるたぱぞうさんも言及していて2024年より米国株市場は生成AIがテーマと言ってもいい環境でエヌビディア(NVDA)の株価はその象徴だったと言っています。

また足下ではテスラ(TSLA)の株価がやや低迷しているためかマグニフィセント・セブンの後釜ともいえるキーワードが登場したと述べていました。そのキーワードが「AI5」で、その名の通り5銘柄で構成されていると仰っていました。

ではそのAI5の銘柄の現在地をみておこうと思いますので次章から各企業についてたぱぞうさん(2024年3月2日)とmoomoo証券(2024年2月5日)の記事の内容も抜粋しながら解説をしていきます。

①NVIDIA(エヌビディア)

ティッカーシンボル:NVDA

Yahoo Financeより

【【株価(2024年3月20日現在)】
893.98ドル

【トータルリターン】
年初来:+80.52%
1年:+247.63%

■アナリスト予想(2024年3月20日現在)

moomoo証券より

【moomoo証券記事より】
最近発表された2024会計年度第3四半期(2023年10月29日まで)でNVIDIAの総売上高は181億ドルで、前年同期比206%増加しました。そのうちデータセンター収益は145億ドルで、前年同期比279%増加しました。

これらの信じられないほどの成長率は、NVIDIAの株価が昨年239%上昇し、2024年にも上昇基調が続く原動力となったと。また現在、NVIDIAは新しいH200データセンターチップの大規模なリリースに備えています。市場の需要に対応するために努力しているNVIDIAの強力な勢いは、続くと予想されているとのことでした。

【たぱぞうさん記事より】
AIを運用するために欠かせないデータセンター用のGPUを設計している企業です。言わずもがなでしょうと仰っていました。

ちなみに2024年3月19日のロイターの記事で「エヌビディア、旗艦AI半導体発表 30倍高速化で競合引き離しへ」という記事が出ていました。

2024年2月18日の年次開発者会議「GTC2024(AIカンファレンス)」で、人工知能(AI)向け旗艦チップ「ブラックウェルB200」を発表していていました。B200は同社の従来製品と同じサイズの2つのチップを1つにまとめたもので、トランジスタ数は2080億個と従来製品の800億個の2倍以上。

チャットボットからの回答を提供するようなタスクでは30倍高速だが、チャットボットを訓練するために膨大な量のデータを処理する際の性能については具体的な詳細を明らかにしなかった。また価格の詳細にも言及しなかったとのことでした。

この点について個人投資家に分かりづらいとしたうえでジムクレーマーは「シンプルに次の産業革命を生み出す会社」だと絶賛しています。

このように今後のAI市場のみならず経済を大きく変える可能性があるエヌビディアは間違いなくAI市場のあらたなプラットフォームであり、今後の市場を牽引するであろう可能性があることは分かりますよね。

今後さらに注目するべき銘柄になるのではないでしょうか。

②Microsoft(マイクロソフト)

ティッカーシンボル:MSFT

Yahoo Financeより

【株価(2024年3月20日現在)】
421.41ドル

【トータルリターン】
年初来:+12.07%
1年:+52.04%

■アナリスト予想(2024年3月20日現在)

moomoo証券より

【moomoo証券記事より】
マイクロソフトは新興のAI業界のもう一つの主要な力で、同社はソフトウェア分野に特化しその歴史的な優位性を活用しています。昨年にはAIの先駆的なスタートアップ企業であるOpenAIに対して100億ドルを投資して以来、マイクロソフトはOpenAIの技術を使用して生成的AIアプリケーションをそのソフトウェア製品全体に統合。

また最近ではAppleを超えて世界最大の時価総額の企業になり、市場価値は3兆ドルを超えていますすのでAIソフトウェアを通じて収益化に成功したわずかな企業の1つであり、これは次の成長段階を推進する可能性があるととのことでした。

【たぱぞうさん記事より】
マイクロソフトはOpenAI のテクノロジーを使用して、Windows オペレーティング システム、365 ドキュメント スイート、Bing 検索エンジン、Edge インターネット ブラウザー、Azure クラウド プラットフォームを含む自社のソフトウェア スイート全体に生成 AI アプリケーションを統合してきました。

また2024年に入り、時価総額が一時アップルを超えて世界一になっていて、すでにAIソフトウェアの収益化に成功している数少ない企業のうちの1つだと仰っていました。

ちなみにマイクロソフトの公式サイトで2024年3月19日に「マイクロソフトと NVIDIA、あらゆる企業の生成 AI 活用を加速する大規模な統合を発表」という記事を出していました。

内容としてGTCカンファレンスにおいて、エヌビディアは、Microsoft Azure、Azure AI Service、Microsoft Fabric、Microsoft 365 にわたり最新のエヌビディア生成AIとOmniverseテクノロジを活用する強力な新しい統合により、長年の協力関係を拡大すると発表。

このようにAIの先駆者である大手2社の協力関係は今後の市場の牽引をさらに期待させますよね。その点でエヌビディア同様にマイクロソフトも今後さらに注目するべき銘柄になるのではないでしょうか。

【無料】投資情報が毎日届く
Oxfordインカムレター 

・アドレスを登録のみでOK
・無料メルマガを受け取れる
(いつでも解約可)  
「永久に持っておきたい6つの高配当米国株」
のレポートはチェックしておいてくださいね

\インカムレターの申し込みはこちら/

③アドバンスト・マイクロ・デバイセズ

ティッカーシンボル:AMD

Yahoo Financeより

【株価(2024年3月20日現在)】
181.42ドル

【トータルリターン】
年初来:+23.07%
1年:+85.43%

■アナリスト予想(2024年3月20日現在)

moomoo証券より

【moomoo証券記事より】
現在、すべての人々の目は新しいMI300データセンターGPUに注がれていて、これらのGPUはトップティアのNVIDIAのAIチップと競合するように設計され、良好なスタートを切っています。テスラのCEOであるマスクは最近、AMDからAIチップを購入する計画を発表。

また株価に関しては今年良好なスタートを切っていて、すでに28%上昇。投資家たちはMI300の需要情報に注目することになり、初期の兆候はAMDが優れた「AI 5」の一員であることを示しているとしていました。

【たぱぞうさん記事より】
コンピューター、モバイルデバイス、自動車、データセンター向けに世界で最も人気のあるチップを製造していて、エヌビディアの製品に匹敵するように設計されたデータセンター GPU の新しい MI300 ラインアップに注目が集まっています。またテスラは自社のAIと自律自動運転モデルのトレーニングにMI300を使用する可能性があるそうです。やはり、2023年秋から株価は大きく上昇していると仰っています。

ちなみに2024年3月20日yahoofinanceで「今日のAMDは下落  これは人工知能(AI)株を買うチャンスか?」という記事が出ていました。

その記事の中で「AMD株は今買えるのか?」という問にモトリーフール米国本社の取締役会メンバーキース・ヌーナンがAMDはこの1年、泣き寝入りをしてきて、投資家はAI関連の巨大な需要の追い風が近い将来起こる可能性を見込んで株式に殺到していると。今日の評価額の下落(S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスのデータによると株価は4.8%下落)にもかかわらず、同社の株価は依然として2024年の取引全体で23%上昇し、昨年比では約85%上昇していると述べています。

長期投資家にとってAMD株でポジションを構築することは依然として価値のある動きのように見えると言っていて、さらに人工知能が今年後半の成長加速につながる可能性もあると。しかしAI分野における同社の見通しはより投機的であるため、現時点ではこの株は実際にはNvidiaよりもリスクが高いように見えるとも言及していました。

④台湾セミコンダクターマニュファクチャリング

ティッカーシンボル:TSM

Yahoo Financeより

【株価(2024年3月20日現在)】
134.87ドル

【トータルリターン】
年初来:+29.68%
1年:+53.47%

■アナリスト予想(2024年3月20日現在)

moomoo証券より

【moomoo証券記事より】
台湾セミコンダクターは半導体業界で最も重要な企業の一つと言えるとしていて、同社は世界の半数以上のチップを製造し、エヌビディアやAMDなどの企業が設計した先進的なgpuチップも含まれています。もしこの企業が存在しなかった場合、人工知能産業がどのようになっていたかはわかりませんとしていました。

またウォールストリートによると、台湾半導体の2024年の売上高は22%増の850億ドルになると予想されていて、2025年にはさらに20%増、初めての1000億ドルを超える売上高になるといいます。すべての種類のAIチップの製造において台湾半導体の重要な役割を考慮すると、同社の株式は優れた選択肢であると言えるとしていました。

【たぱぞうさん記事より】
米国外の企業もあり、それは台湾セミコンダクター【TSM】で、半導体製造に欠かせない「ファウンドリー」です。エヌビディアやAMD などの企業によって設計されたGPU等を製品にしてくれるのはファウンドリーがいるからだと述べていました。

また2023年の業績は苦戦しましたが、2024年にはAI需要を追い風に業績回復が見込まれていると仰っていました。

ちなみにmoomoo証券のTSMCの最新ニュースの中に2024年3月19日に「TSMCとシノプシスが、革新的なエヌビディア計算リソグラフィプラットフォームを製造にもたらす」との記事を出していました。

その中でエヌビディアは、TSMCとシノプシスがNVIDIAの計算リソグラフィープラットフォームの製造を開始し、次世代の先進半導体チップの物理的な限界を押し上げるために使用していることを19日に発表。 世界をリードするファウンドリーであるTSMCとシリコンからシステム設計までのソリューションのリーダーであるシノプシスは、NVIDIA cuLithoをソフトウェア、製造プロセス、およびシステムに統合して、チップの製造を加速し、将来的に最新のNVIDIA BlackwellアーキテクチャGPUをサポートするために使用するとのこと。

また「TSMCのワークフローでGPU加速されたコンピューティングをNVIDIAと一緒に統合するための私たちの取り組みは、パフォーマンスの大幅な向上、劇的なスループット向上、サイクルタイムの短縮、および消費電力の要件が低減されています。」とTSMCのCEOであるDr.C.C.Wei氏は述べていて「私たちは、この計算リソグラフィ技術を使用して、NVIDIA cuLithoをTSMCの製造に導入し、半導体のスケーリングの重要な要素を駆動しています。」とここでもエヌビディアを中心したAIプラットフォームの構築がされていました。

⑤Broadcom(ブロードコム)

ティッカーシンボル:AVGO

Yahoo Financeより

【トータルリターン】
年初来:+10.91%
1年:+100.72%

■アナリスト予想(2024年3月20日現在)

moomoo証券より

【moomoo証券記事より】
人工知能の分野ではブロードコム(Broadcom)は多くの投資家が注目する企業ではないかもしれませんが、同社はいくつかの異なる方法でこの技術の開発を行っています。さらに、ブロードコムの株価は過去5年間で3倍以上に増加しているため、注目に値すると言えるとしていました。

【たぱぞうさん記事より】
現在は元祖ブロードコム、アバゴ、半導体デバイスサプライヤーのCA Technologies、サイバーセキュリティプロバイダーのシマンテック、クラウドソフトウェア開発会社のVMwareを擁する複合企業だと。

またある地点から別の地点へデータがどのくらいの速度で移動するかを決定するデータセンタースイッチを開発しており、AI運用に必要な製品を提供。加えて、近年買収したシマンテックはセキュリティ・ソリューション提供企業だと仰っていました。

2024年3月3日にロイターが「米ブロードコム、2─4月期売上高見通し予想超え AI投資が後押し」と報じていました。

3月2日、市場予想を上回る第2・四半期(2-4月期)売上高見通しを示した。AI(人工知能)への投資増加が、データセンターで使用される同社製品の需要に拍車をかけている。

売上高を約87億ドルと予測。アナリスト予想は85億9000万ドルとなっている。またブロードコムは、システムにAIを導入しようとしている大口顧客から同社のネットワーキングソリューションに対する需要が今年「指数関数的に」増加すると予想。今四半期にネットワーキングの売り上げが20%成長すると見込んでいる。

さらに速報ではAIイベントを開催し、アナリストから好意的な受け止めが出ていて投資判断を「買い」に引き上げている。目標株価も従来の1400ドルから1500ドルに引き上げたとされていています。

AIの恩恵を受けながら大きな成長をしていますので今後も期待できる銘柄になるのは間違いないのではないでしょうか。

AI5(アイゴー)まとめ

今回は新たな企業郡になり得るAI5についてまとめてみました。

①NVIDIA(NVDA)
②Microsoft(MSFT)
③アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)
④台湾セミコンダクターマニュファクチャリング(TSM)
⑤Broadcom(AVGO)
※再度、確認したい場合は上記の気になる銘柄をクリックすると各章へ戻れます

Googlefinance(2023年3月23日時点)でAI5の過去1年のトータルリターンもまとめてみておこうと思います。

Google Financeより

もちろんその他の銘柄もそうですがなんといってもNVIDIAのリターンが246.77%と驚異的な点です。AIブームであり、投資家の大きな期待があることは株価の推移からも理解できますよね。今後、市場を牽引するであろうAI5ですのでぜひこの機会にしっかりとチェックをしておくといいのではないでしょうか。

また最後にBofAセキュリティーズのスクリーニング結果から出てきたETFをこちらの記事でまとめています。AI関連株へ興味があるが個別株はリスクが高いとお考えの方はぜひあわせて読んでみて下さいね。

最後まで読んでいただきましてありがとうございました!

【必須投資ツール】
リアルタイムニュースが満載なmoomoo証券

・米国株を24時間取引が業界初でできる 
・市場動向をヒートマップで把握できる 
・機関投資家の動きがとても分かりやすい
★口座開設(1万円入金)で米国株がもらえる★
Apple・Google・Meta
Coca-Cola・Pfizer・Teslaなど
※2023年3月31日まで

\moomoo証券のダウンロードはこちら/

アプリの特徴など興味がある方は下の記事でご確認下さい

プロフィール
このブログの運営者
セカユタ

サラリーマンをしながら副業や投資をして資産形成中。
主に米国株を中心とした資産形成の基礎知識や市場の現状についてまた節約や副業についての情報も一部ですが発信しています。
読んでいただく方には資産最大化の参考になれば幸いです。

ぜひフォローをお願いします!
スポンサーリンク
株式投資

※当ブログではアフェリエイトによる広告を掲載しています※